おすすめ映画を押し付ける

Twitterだと見づらいのでこっちでオススメ映画を語る

Harry Styles - Sign of the Times

 

 

ダンケルクつながりで昨日に引き続き。

なぜ突然Sign of the Timesの解説をするのか?と言いますと…

One Directionには興味はあまりなかったのですが、ハリスタさんをダンケルクやそのインタビュー映像をみて彼自身が気になるようになりました。そこで彼がアルバムを出したと知り、そのタイトル曲であるSign of the Timesを聞いた時、あまりにも衝撃的だったからです。

このアルバムですね。

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まず曲調がクラッシックロックという点にもすごく驚き、カッコ良いなと感動しましたし、なによりこの歌詞ですよ

めっっっちゃ詩的!!!

 

詩、というものはそもそも概念が曖昧ですが詩人が詩を書くことで何をしようとしているのか?と言ったら、「時間を止めること」です。(受け売りですけどその通りだと思っています。)

なぜ時間を止めるのか?これは文学も同じことをしていると言えるのですが、時間を止めることで一度その場に立ち止まり、少し過去について、また今についてじっくり考えてみようや。っていうのが目的としているからです。

 

まあここまできたら分かると思いますが、Sign of the Timesも「時間を止めている」歌詞です。

Sign of the Times の意味ですが、時代の動向、特色、象徴、つまり時代を物語るもの を意味します。この時点でまず彼が時間(時代)という大きなものを見つめ、物事の根本に迫ろうとしていることが分かりますね。この時点で彼は時間止めちゃってます。タイトルから時間止めてますね。

そしてこの歌詞の設定としてハリスタさん自身が「子供を産んだ直後、五分しか生きられないと宣告された母親」という立場から描かれていると話していらっしゃいます。またこの歌詞のテーマは『僕たちが厳しい時を過ごすのは初めてじゃないし、これが最後でもない』とすることから描いたとも言っています。

引用: https://nme-jp.com/news/37108/

この記事初めて読んだときは本当に素晴らしい人だなと感動しました。

 

ここからは歌詞の解釈です。前置きで割と言いたいことは言い切った感じなので、和訳に解説を添える形で書いていっちゃいます。

あくまでも私の解釈ですので正しい解釈だと断言できません。歌詞を読む楽しさは自分なりに解釈していくことだと思っていますので、私の解釈も自らの解釈の参考程度にしていただければと思います。

繰り返しの和訳は省いています。

 

Just stop your crying

It's sign of the times
Welcome to the final show
Hope you're wearing your best clothes
You can't bribe the door on your way to the sky
You look pretty good down here
But you ain't really good

 

泣くのはやめて

これが時代の流れなんだから

(人はみんな死んでいくんだから、泣くのはやめて)

最後のショーへようこそ

(ちょっとよくわかんないけど、最後に母親が語りかける時間のことをショーと言ってるのかも)

一番の服を着てくているといいな

天国の道へのドアはお金で買えるわけじゃない

(良い服を着て欲しいけれど、天国への道は決してお金で買えるものじゃない)

君はここから見るとすごくかっこいいけど、本当はそうじゃない

(良い服を着てかっこよく見せていたとしても、それは本当のかっこよさじゃない)


We never learn, we been here before
Why are we always stuck and running from
The bullets? The bullets
We never learn, we been here before
Why are we always stuck and running from
The bullets? The bullets

 

私たちはここにいたって何も学んでこなかった

なぜいつも私たちは迫り来る銃弾から立ち止まっては逃げ続けているんだろう?

(おそらく銃弾は彼のいうテーマの厳しい時だと思います。また、here ここ というのは天国ではなく私たちがいるこの世。

=私たちはどうしていつも厳しい時代のなかで立ち止まっては厳しさから逃げ続けているんだろう)


Just stop your crying, it's a sign of the times
We gotta get away from here
We gotta get away from here
Just stop your crying, it'll be alright
They told me that the end is near
We gotta get away from here

 

泣くのはやめて

これが時代の流れだから

ここから逃れないといけないんだ

(厳しい時代に立ち止まり、逃げ続ける時代から逃れなくてはいけない)

泣かないで。うまくいくから。

終わりが近いと彼らは言ってる

(五分後になくなると宣告された様子)

私たちはここから逃れなきゃ

 

Just stop your crying, have the time of your life
Breaking through the atmosphere
And things are pretty good from here
Remember everything will be alright
We can meet again somewhere
Somewhere far away from here

 

泣くのはやめて。

この雰囲気から抜け出して自分の人生に自分の時間を設けなさい。

(厳しい時の中で立ち止まったり逃げたりする世の中の雰囲気から抜け出して、自分の人生の中に物事を見つけ直す時間を持ちなさい)

そしたら物事はここから良くなるよ

覚えておいて、全てうまくいく

また私たちはどこかで会える。

ここから遠いどこかで。

(おそらくどこかとは天国でしょう)


We never learn, we been here before
Why are we always stuck and running from
The bullets? The bullets
We never learn, we been here before
Why are we always stuck and running from
The bullets? The bullets


Just stop your crying, it's a sign of the times
We gotta get away from here
We gotta get away from here
Stop your crying, baby, it'll be alright
They told me that the end is near
We gotta get away from here


We never learn, we been here before
Why are we always stuck and running from
The bullets? The bullets
We never learn, we been here before
Why are we always stuck and running from
The bullets? The bullets


We don't talk enough, we should open up
Before it's all too much

Will we ever learn?

We've been here before
It's just what we know

 

私たちは十分話したわけじゃないけど、手遅れになる前に私たちは心を開くべきなんだ

私たちは学んでいくのだろうか?

前にここにきたことがある、わかってる事はそれだけ。

(繰り返される時代と不幸、これから私たちは何か学んでいくのか?わかっている事は不幸は何度も繰り返されているということだけ)


Stop your crying, baby, it's a sign of the times
We gotta get away, we got to get away
We got to get away, we got to get away
We got to get away
We got to, we got to 
We got to, we got to 
We got to, we got to 

 

 

 つまり、ここで言ってるのは人間は何度も過ちを繰り返して過去から何か学んだりしてきたのだろうか?っていう問いかけだと思います。例えば戦争を繰り返すのは過去に起こったことを学んでいないからでしょう。戦争において多くの人々が死に、国自体も大きな打撃を受けた。第二次世界大戦においては核戦争が用いられ、大きな打撃を与えた。核戦争がどれだけ恐ろしいものか、過去を見ればわかるはずなのに人々はまた戦争を起こそうとしている。次は全面的に核を用いた戦争でしょう。過去を見れば核がどれだけの被害を与えるのかわかっているのにもかかわらず。

おそらくこの歌詞でも彼は戦争について言ってるのではないにしろ、過去から学ばず同じことを繰り返し続ける世の中に対して歌っているのでしょう。だから自分の時間を持ちなさいっていうのも過去を見なさいって意味だと思います。またこの歌詞自体を書いている意味として、過去を振り返ってみようよ、って言っていると思います。

 

ダンケルク Dunkirk

 

 

 

今までブログ更新するのめんどくさくて書かなかったけど、ずーっと書くべきだと思ってた映画

 

ダンケルク!!!!

 

 

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映画ダンケルク第二次世界大戦ダンケルクに追い詰められたフランス兵とイギリス兵、40万人をダンケルクから救出するため民間船に徴収をかけた結果、ほぼボランティアにもかかわらず多くの民間船がダンケルクまで救出にきて3万人ほどしか助からなかった予定の兵士が30万人以上も助かった、ダイナモ作戦という実話を元にしています。

主にシーンは3つあって、

陸:主人公トミーに焦点を当てたダンケルク沖の兵士の一週間

海:ダンケルクへ救出へ向かうある民間船に乗り込んだ民間人 3人の一日

空:ダンケルクの戦いを助けるため駆り出されたスピットファイアに乗る空軍 2人に焦点を当てた1時間

というように構成されています。

そして最後にはこの三つのシーンが一致する流れです。

ここまでの事前知識を持っておくと理解しやすく、より映画を楽しめると思います。

 

クリストファー・ノーラン監督を知ってる方ならご存知でしょうが、ノーラン監督映画は映像にこだわっている監督なので映像もすごーく魅力的なので見なきゃわかんない魅力も大きいです。ですので見てください。

もちろん映像だけでなく、登場人物のストーリーも見れば見るほど深いな、と感動させられます。

生きるか死ぬかギリギリの中帰ろうともがく兵士たち。

彼らは犠牲を出さなくては生き抜くことができないのか?

生き残るためには犠牲は仕方ないことなのか?

自分の命をかけてまで救出に向かおうとするのはなぜか?

戦争によって犠牲になった人の心とは?

戦争は国同士が戦います。しかし国とはいえど、戦っているのは人間です。集団としてはなく、個として戦争を見たとき、そこには必死に生き抜く人間がいてそこには何かしらのストーリーがある。

個としての戦争を見たとき、戦争が犠牲にしたものが物理的なものだけではなく、人間の心を変え、そういう意味では犠牲にしていたということがわかります。

 

セリフは少なく、メッセージだって押し付けがましくない。でも生き抜こうと、また守り抜こうと、助けようと、もがく登場人物たちの様子からは、このようなことを考えざるを得ない。

 

たしかに台詞は少ないです。映像にこだわってるだけと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはないと断言したいです。

 

今まで見た映画の中で一番といっても過言ではない映画でした。

 

 

 

 

 

War of the Worlds

 

 

Happy Halloween!

まあ昨日ですけど

 

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今日は授業の課題で見たWar of the Worlds 宇宙戦争の紹介をします。

 

War of the Worlds 宇宙戦争とは

H.G.Wellsの小説を原作としたSF映画です。H.G.Wellsは世界初のSF作家として名高い作家さんで、SF作品を通して科学が発展していく世界に対し、警報を鳴らした方です。

科学が発展していくのは良いことですが、それとともに危険が潜んでいるんだってことを作品を通して伝えまいとしていました。

また、彼は国家の境界線を越えて、世界が一つになるための機関を作るべきと唱えていました。それが実現されたのが国連です。

 

War of the Worldsは簡単に言うと宇宙人vs人間って感じです。

しかし宇宙人は人間が生まれる前から火星から人間を観察しており、政略するタイミングを見計らっていました。そのため、人間より圧倒的に強い。人間は成すすべなく逃げる、やられるのみでした。

主人公も同じ成すすべなく逃げるただの一般人レイ。トム・クルーズが演じています。レイは離婚した妻との子供を預かり少しの間面倒を見ますが、うまくコミュニケーションが取れないダメおやじ。子供もそんなレイを軽蔑していました。

そんな中 宇宙人が地球の攻撃を始めます。危険を察知したレイは子供を連れて妻の元へ子供を届けるため家を離れ逃げ出す…

という話です。

 

ここでポイントはレイは子供を育てるのには向いていないダメ親だったこと。

しかし宇宙人からの攻撃から子供達を守りながら逃げる過程で、彼は子供を守る親としての性質を身につけていきます。

 

The Walking Deadを見ている人なら予想できるかもしれないんですが、人間て危機的状況に晒されると人間同士争い合い始めるんですね。

War of the Worldsでも同じで、逃げるために車を奪いあったり、危険な思想を持ち始めた人間を殺したりし始めます。だから宇宙人とも戦いでもあるし、人間とも戦いにもなってしまう。敵は宇宙人なのに。

こういう状況下で人間は全員生き残れないなら、犠牲が出ることは仕方ないことなんでしょうか?だからといって人間同士争い合う必要はあるんだろうか?人間のモラルはこのような状況では働かないのだろうか?って考えながら見るの面白いと思います。

 

あととても不思議なのがレイの子供のひとり、兄のロビー。彼は一般人で幼く力を持たないのに、戦いたいと言って軍隊とともに戦うことを望みます。相手は圧倒的に強い宇宙人。しかも自分は力を持たない一人間である。

死を予想できるのになんでロビーは宇宙人と戦いたがるんでしょうか?

ちょっとここは理解できなかったです。だれか答え教えてください。

 

まあそんなこんなで逃げ回る彼らですが、宇宙人に勝つことはできるんでしょうかー?

そして主人公たちは無事逃げ切って、元妻の元へ辿り着くのでしょうかー??

って話です。

SF映画基本的にあんま見ないし好きじゃないんですけど、けっこうおもしろかったです。人間の行動や主人公たちの行動もとても興味深かったです。

 

 

イギリス俳優紹介

 

 

 

今回は好きな俳優さんをあげていきます。好きな俳優さんといってもイギリスの俳優さんばかりなので、イギリス俳優さん紹介ということで進めていきます。

 

まずひとりめー

James McAvoy 

ジェームズ・マカヴォイ

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スコットランドで可愛いスコティッシュ英語を話すかわい子ちゃんです。こんなきれーな見た目してますが中身はクレイジーです。そして一々あざとい。

お金持ちの坊ちゃんを演じたり、頭ぶっ飛んだ役演じたり、と役の幅が広い俳優さんです。

彼が出てるオススメ映画

X-MEN

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お二人めー

Masshew Goode

マシュー・グード 

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ワイン好きな美しい俳優さんです。彼が出る映画は一々現実味がなくて本当に彼はこの世界に存在してるのか疑う。情愛と友情とかシングルマン とかなんかもう伝説。顔が美しすぎる。さらに足が長すぎる。意味がわからん。

プライベートではワイン大好きなお茶目さんで、ワインの番組をやってたりしてます。

オススメの出演映画

情愛と友情

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シングルマン 

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 イミテーションゲーム

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 三人め

Ben Whishaw

ベン・ウィショー

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うぃしょさん。とても謎の多い俳優さんです。ツイッターやってないインスタもやってないフェイスブックもやってない。プライベートの情報がなかなか出回らない俳優さんです。ただ一つわかるのは男性の音楽家の方とパートナーシップを組んでいるということです。男性の方がパートナーです。

彼はとても不思議な雰囲気で儚い印象があって知らんうちに惹かれてた俳優さんです。そして確かな演技力があり不思議と存在感のあるほんとに不思議な俳優さん。不思議。好き。

オススメの出演映画

情愛と友情

007 skyfall / 007 Spectre

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あとダンケルクから好きな俳優さんが増えたので紹介します。

みんなとても好きなんですが、特に好きなお二人が

Jack Lowden ジャック・ロウデン

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Tom Glynn-Carney トム・グリン=カーニー

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です。

Jack Lowdenはスコットランド写真の俳優さんでマカボと同じ演劇学校出身です。そのため彼はマカボ大好きです。

ダンケルク前には戦争と平和などBBCのテレビシリーズや舞台など主に活躍していましたが、一気にダンケルクで名が広まりましたね。また日本では公開するか未定ですが、England Is Mineという映画で主役を演じています。

彼の魅力は甘い顔立ちと高い身長、そして高い演技力にあります。舞台で彼がアルコール中毒の役をしている動画を見たのですが、虚ろな目と酔っ払い独特の今にも突拍子も無いことをしそうな危険さをうまく表現していて本当にこの人すごいなって感動しました。あと顔面めちゃくちゃ可愛くないですか?タレ目にかわいい口の形、たまらんですね。

このブログでも紹介したU want me 2 kill him?にも出演していたらしいです。

 

Tom Glynn-Carneyはジャックと同じくダンケルクで一気に知名度が高まりました。彼の出演舞台’The Ferryman’ではその演技力が高く評価されています。実力のある今後期待の若手俳優さんです。ニコラス・ホルト主演の製作中映画’Tolkien’でも重要な役としての出演が決まっているなど、今後が期待される俳優さん。美しい顔と綺麗な髪を持ってますが、赤髪に染めてメガネかけたときのサイコパスっぽいトムグリさんもめちゃくちゃ素敵なので、是非とも今後サイコパス役をやってほしいです。f:id:peach3221arupaka:20171028235523j:image

でもやっぱりまだ若い感じがとても可愛いです…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

the experiment

 

 

 

監獄実験っていう心理学の実験が映画化した作品 THE EXPERIENT 

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実験者たちが看守と囚人に分かれて、本当の監獄にいるように数日間生活させられるんだけど、どんどん自分の役割に染まってって監獄内で暴力やら虐待やら起こって行くって話です。

めちゃくちゃ気味が悪いし、すごーく怖いし、主人公たちにいらいらしっぱなしでした。

観た後コメディ映画観ないと怖すぎて無理だったくらい恐ろしかった。
俗に言う胸糞映画だけど、肩書きや地位っていう建前でここまで人は変われるんだっていうことを知れる良い資料だった…オススメはします。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00FIWNBCE/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00FIWNBCE&linkCode=as2&tag=peachku3221-22&linkId=edba44bd700476571c687f6605a1ac4c

 

SING

 

 

 

 2学年に進級し、授業が変わった結果、内容を考察して論文を書く課題がある授業がなくなってしまったので危機感を感じ始めた。

そこで映画のブログをきちんとした文章で書けば論文の練習になるのではないか!と思った次第です。

それに最近結構映画見てたのに何も書いていなかったので記録をつけるために。最近観た映画 SING  LA LA LAND  Moana  Hardcoreの感想やらなんやら書いていこうと思う。

今回はちゃんと長文で書きます。

 

SING 

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  映画SINGは2016年に公開されたアメリカのアニメ映画。

子供の頃、劇場に魅せられたコアラのバスターは劇場主になるも運営が上手くいかず借金地獄に陥っていた。

 彼は劇場を立て直すために歌のオーディションを開催することを決める。バスターは手違いで賞金1000ドルのはずが10万ドルの賞金との記載でチラシをばら撒いてしまうも、その手違いのおかげで劇場には多くの動物たちが集まり、オーディションは開始。その中で勝ち残った6匹(?)の参加者が自分の生活と歌手の夢の間で葛藤しながら各々劇場コンサートの成功へ必死に努力をする、というストーリー。

 オーディションを勝ち上がった、各々の動物たちのストーリーがテーマを持ったものになっている。元々自分の生活をすでに持っていながらも密かに歌手という大きな夢を持っていた彼らは自分の夢を叶えるために犠牲にしなければならないものがあった。それは自分の生活であったり、家族との絆であったり、彼氏であったり…

なかでも一番印象的なのがゴリラのジョニーのストーリーだった。

 彼が劇場でのコンサートのために犠牲にしたものは家業と父親との絆である。彼の家業は盗みを働き金を稼ぐ所謂ギャング(?)というものだ。彼は父親の信頼を受けており、信頼を裏切らないためにギャングの仕事をこなさなければならなかった。しかし彼の夢は歌手。その夢が叶おうとしてたが自分のオーディションのリハーサルと彼の家業の予定が被ってしまい両方をこなそうとするも失敗し、彼は親を刑務所送りにしてしまう。

 息子ジョニーの歌手という夢のために刑務所入りにされた父親はジョニーとの縁を切る。

 彼の葛藤は自分の夢と父親の信頼、家業との葛藤であった。結果彼は自分の夢を優先し、肉親と絶縁されてしまうのだ。そこまでして彼は歌手という夢を掴み、劇場のコンサートの本番に臨んだ。

 このストーリーは夢と家族の絆の葛藤、そして父親と子供の関係性がテーマに挙げられる。

 本当に父親を犠牲にしてまで自分の夢を叶えることが正しいことだったかといえば、必ずしも全く正しいとは言えないだろう。この問題は私たちのごく身近に感じる問題だ。もし自分の夢を両親から反対されていたら、それだけで諦めてしまう場合もある。自分の夢を叶えることとは、必ずその夢が叶うとは限らないし、リスクも大きい行為である。大学に入学し、将来を考えなければいけなくなった今、それはひしひしと感じる。夢を追うことはそれ自体とてもリスキーな行為なのだ。自分の夢がそのリスクと同じくらい価値のあることなのか。ましてやジョニーは父親を刑務所送りにしたのである。彼の行為は親孝行と全く反対の行為だ。

 しかし彼の場合、親も親である。彼の家業は犯罪行為だった。それを父親は有無を言わさず強制的にジョニーを参加させていた。つまりそこにジョニーの意志はなく、強制的に犯罪をさせられていた。父親を嫌っていたわけではないが、ジョニーは父親の信頼を得るために犯罪をするという行為に後ろめたさも感じていた。それに比べて歌手という夢は叶えることはとても難しいことといえど健全な夢だった。犯罪という家業をこなすことが父親からの信頼につながるが、自分の夢も叶えたい。父親からの信頼を得たくて自分の夢を話さずいたことが父親を逮捕に繋げてしまった原因だと考えられる。父親も自分が捕まった原因の1つは子供を自分の家業と信頼という責任に縛らせてしまったからであり、自分自身のせいとも言える。

 しかしこの親子には愛情が確かにあった。父親が逮捕されて絶縁というショックを受けながらもジョニーは夢を追い、劇場のコンサートに出演するのである。彼の驚異的な歌唱力と綺麗な歌声は劇場を大いに盛り上がらせた。その様子はTVで中継され、刑務所内のTVでも流された。ジョニーの父親は大勢の観客のなか歓声を浴びて歌う我が子の姿に思わず「俺の息子だ!!!」と目を輝かせて叫ぶ。彼は息子が自分を裏切り夢を叶えたことを恨むのではなく、自分の息子が1人で大勢の前に立ち注目をあげ堂々と歌う姿に喜んだのだ。その姿にいてもたってもいられず彼は刑務所を飛び出しジョニーの元に向かった。その行為は自分の子供を誇りに思い、自分の置かれた状況など気にせず走り出す、ただの愛情あふれる父親だった。ジョニーは父親の逮捕を犠牲にしたが、父親にもそれを許された上、夢を勝ち取り父親の愛情を手にしたのだ。彼の夢を叶えるため犠牲をだしてしまったが、夢を叶えたことで犠牲を超えるものを手に入れることができたハッピーエンドだった。

 個人的にはジョニーの夢が父親逮捕の犠牲の上になっているという事実が大好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

十二夜

十二夜
原作読んでないから忠実かはわかんないです。

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船が難破し双子の兄と離れ離れになったヴァイオラが、たどり着いた土地で生き延びる為に兄とそっくりに変装する。その地の公爵のオーシーノに恋したり、オーシーノが好きだった子に惚れられたりドタバタしながら最後には兄と再会する喜劇。

喜劇って劇中に歌が出てくるのが特徴なんだけど、その歌を歌う道化のフェルテが良い…。喜劇の笑いの部分を担う道化は普段は目立たないが、十二夜のフェルテは一番客観的に物語を見れて達観しているので物語を纏めてる重要な人物。彼が馬鹿に振る舞えるのは寧ろ賢いからと言われて一目置かれてます。彼が物語を締めくくるのに歌う歌がまたとても良いです。

 

https://youtu.be/KO1-2KF5mhY