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お話の感想や解釈

モーリス

Maurice
モーリス
1988年 イギリス

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原作の小説は インドへの道 の作者と一緒だったことにびっくり。作者が同性愛者らしく、インドへの道 の執筆中に書いたのが モーリス らしい。しかしその当時、同性愛は禁止されており、生前にはこの作品は発表できなかったよう。

 

ヒュー・グラント、そしてルパート・グレイブスが出ていると聞いて見た映画。
イギリスの上級階級の生活を見ることができる、とても優雅で綺麗な映像が良い。まあポスターでわかるとは思いますが、同性愛です。

 

20世紀前頭のイギリス。当時のイギリスは同性愛が禁止されていた。そんな時代に大学で出会ったジェームズ・ウィルビー演じるモーリスとヒュー・グラント演じるクライヴは惹かれていく。しかしクライヴは女性と結婚。モーリスに「女性と結婚することは幸せだ」と告げる。モーリスは自分の性癖を悩むが男性しか愛せない。そんなモーリスの前にルパート・グレイブス演じるスカダーが現れ、2人は惹かれ合っていく。
大自然の中の貴族階級の少年たち。目の保養です。
特に若いヒュー・グラントが最高にかっこいい。
モーリスに惹かれ自分からアプローチした癖にモーリスを振り、自分は女性と結婚する最低野郎だが、こんな可愛い顔のせいで憎めないのがヒュー・グラントすごい。そしてタレ目が最高にエロい。まあでもこの時代には報われない恋。そして世間体からしても階級の高いクライヴが女性との結婚を選んだのは仕方ないといえば仕方ないので、それもまた切ない。


そしてルパート・グレイブスのぶっきらぼうさが可愛い。使用人であり階級も低いスカダーはモーリスに対し”〜,Sir.”と話すのだれども、その上下関係が良い…!語尾にSirつけるルパート・グレイブス可愛い…!クライヴとは違い自分の地位を気にせずまっすぐにモーリスを愛すスカダーはすごく愛らしい…。
俳優の可愛さを思う存分味わってほしい映画。

 

 

モーリス HDニューマスター版 [DVD]